【修正前ver.】クレムリン軍団とティキ族のお話+あとがき

当初スマホに書きなぐった内容をそのまま投稿したバージョン。
絵に描き起こせば良いだろうと思ったが厳しいと感じて、あのような地の文を書いたものの、書いていくうちに味があることに気づいたので、今後も採用していくつもり(ブロガーらしい)

※一部完成版と内容が異なる箇所あり。それと見比べてみてもいいかもしれません。
※ちなみに序盤のクルールとティキトングの言い争いやおまけの短編集は、内容が一緒だったのでカットしています。



ディオン「アー、また始まってしまったカ……」
カディリー「止メナイノデスカ?」
ディオン「どうせ私たちが加勢したところデ、足手まといになるだけダ。大量のバナナがあればティキトング様の両手となりえるガ……」

前回加勢したのは言いものの、クルール単騎でボコボコにされたことを思い出すディオン。

ディオン「前回と同じく負けるだけダナ」
カディリー「悲シイ……」

ディオン「……。そう言えば、あのデブワニには手下が沢山いるんだったナ」
カディリー「エッ、ディオン様?」

ディオン「集まレ!ティキ幹部達ヨ!」

と集まるティキ族の幹部たち。

ディオン「あのデブワニの手下共を洗脳してティキ達の仲間に加えロ!今日こそティキトング様に勝利を与えるのダ!」

ティキ族たち「オー!」

目次

【クリッターたちを洗脳しよう】

クリッター「お!スマブラのフィールドスュマッシュ以来だな!えっと名前は……」
ティキドリー「キキッ?」
青クリッター「ティキドリーだよ。あのティキ族とかいう奴の」
クリッター「そうそう、それだ!でもコイツがいるなんて珍しいよな」
青クリッター「だよなーなんでティキ族の雑魚敵がここに」

ディオン「見つけたゾ!下っ端のワニ共!」
クリッター「ウワッ!? 何だこいつは!?」
ディオン「ティキ族のディオン様ダ!覚えておけこの筋肉ダルマ! マア、今から覚えずとモ……」

クリッターたち「!?」

とティキ族たちが楽器を奏で、クリッターたちに催眠術かける。

ディオン「洗脳するだけだからナ、ククク……」
クリッターたち「ハイ、ディオン様。ティキ族、バンザイー」

ゴングオー「オー!上手クイッタナ!」
ボンジョ「コノ調子デ、ドンドン行クジョ〜!」
ワッキーパイプ「プアァ〜」←眠たそうな顔をしながら

カディリー「見タ目ハ、厳ツイノニ、簡単二洗脳デキマスネ」
ディオン「そうだナ。むしろ馬鹿だからこソ、操りやすいのかもナ」

ザイロボーン「ンギャー!」
カディリー「リー、ザイロボーンノ声ダ!」

ディオン「どうしタ!何があっタ!」
ザイロボーン「食ベラレルー!」
マラ「離レロー!」
カッキー「コノコノー!」
クラップトラップ「ガブガブ」

ディオン「……普通に洗脳して離せば良いだロ」
ラスキー「キー、ソウダッタ、シャカシャカ〜!」

と楽器を鳴らすマラカストリオ。クラップトラップは操られティキ族を離す。

ザイロボーン「助カッタ……」

ディオン「クリッター、クラップトラップ、馴染みのあるクレムリン軍団の雑魚敵だナ」
カディリー「クレムリン軍団二ハ、ソノ他ニモ、上級兵トナル者ガ存在シテイルラシイデス」
ディオン「クランプとクラッシャといったカ。しかし上級兵といっても雑魚は雑魚。初代ではただウロウロしているだけで、ドンキーコングが踏みつけやローリングで倒せるほどに弱かったみたいだゾ」

ディオン「さらにアニメではクルールの傍に仕え、レギュラーキャラとして大活躍していたらしいガ…… ククッ、あのボスからアホやマヌケ、大ボケ呼ばわりされるほど、相当馬鹿だったみたいだナ」
カディリー「ソレッテ、ツマリ……」
ディオン「アイツらも洗脳しやすいってことダ! さらに戦力を増やしつつ、あのデブワニを絶望させるのダ!」

ティキ族、クリッターたち「オーッ!」

【コプター登場】

3コプター「何やら騒がしいと思ったら……」
3コプター「敵の襲来であります!名はティキ族!」

カディリー「ディオン様! 今度ハ二足歩行ノ黄色イワニガ……」
ディオン「何!? ウン? こんなワニ、スーパードンキーコングに登場していたカ?」

3コプター「何と失礼な奴!スーパードンキーコング3に登場するコプターを覚えていないとは何事か!」
ディオン「アー、プロペラで空を飛ぶあのワニ共カ。立っている状態だったから一瞬誰だか分からなかったゾ」
3コプターたち「ムムッ」

ディオン「どうやらプレイヤーから相当嫌われている無敵の雑魚敵みたいだガ……」
3コプターたち「エヘヘ」

ディオン「これは…… 絶対に仲間にするべきだゾ!」

と楽器を鳴らしてコプターたちを洗脳するディオンだったが

ディオン「アレ? 私の洗脳が効かないだト……!?」

3コプター「ヘッヘーン!無敵の雑魚敵は物理攻撃だけでなく、」
3コプター「精神攻撃も効かないんだぞ〜!」

ティキ族たち「ソンナノアリーー!」
ディオン「狼狽えるナ! 流石に無敵の雑魚敵だろうと……」

クリッターたちを率いて攻撃するティキ族たち。

ディオン「こんな筋肉ダルマ共を全滅させることは出来ないだろうしナ!」

クリッター「ウオオーー!」
3コプターたち「ワーッ!」

とダウンさせられるコプターたち。

3コプター「くぅー まさか、大量のクリッターを、操っていたなんて……」
3コプター「なんて卑怯な奴……」
ディオン「それは、敵キャラだからナ」

ティキ族たちに指示するディオン。

ディオン(流石に全員分なら効く筈ダ……)

ディオン「サア、大人しく言うことを聞きナ!」
3コプター「そうだ、こんなピンチの時は……」

3コプターたち「親分助けてーー!」

コプターたちが助けを呼ぶ。

ディオン「ハ、親分?」
カディリー「アノ、コプター二、親分ナンテイマシタッケ?」
ディオン「そうだナ。マア、どうせ来ても同じサイズの雑魚……」

クリッター「ドワーー!」
ワッキーパイプ「プァ? ウギャ!」

と吹っ飛ばされたクリッターに押し潰されるワッキーパイプ。

ティキ族たち「ワッキーパイプ!?」

コプター「お前たちか! このコプター様の可愛い子分を虐めたのは!」
3コプターたち「親分!」

ディオン(細身だけど、なんか強そうなワニ来ター)
ディオン「ス、スーパードンキーコング3に、アナタ、出ていましたっケ?」
ティキ族(急二敬語使ッテイルヨ)

コプター「アッ? 名前はコプターのままだが、このキャラデザで出たのはドンキーコングたるジェットレースのみだな。……まさか知らないのか?」

ディオン「ギクッ!?」

ディオン(知らないゾ、そんなゲーム。とか言ったら確実にボコされル。かくなる上ハ……)

とディオンがコプターの前に出て、

コプター「?」

彼を洗脳しようする。

ディオン「サア、大人しく言うことを……」
コプター「聞くわけないだろ」
ディオン「ウボァー!」

しかし所持していた大きなプロペラでディオンを吹き飛ばすコプター

ザイロボーン「ンギャー!ディオン様ガヤラレタ!」
カディリー「リー、コウナッタラ、全員デ攻撃ーー!」

クリッターたち「ウオオーー!」
と洗脳したクリッターをけしかけるも、

コプター「ハッ、無駄なんだよ!」
クリッターたち「ドワーー!」

と2本のプロペラで吹き飛ばすコプター。

ティキ族たち「一振デ全員吹キ飛バシターーッ!?」
カディリー「マッチョワニナノ二ーー」

クラップトラップ「スキアリワニ!」

後ろからクラップトラップがコプターに噛み付こうとする。

3コプター「させるか!」
クラップトラップ「アガッ」
コプター「良くやった!」

硬いヘルメットで噛みつきから守る小さいコプター

3コプターたち「覚悟ー!」

とクラップトラップを倒していくコプターの子分たち。

ボンジョ「強スギル〜!(逃ゲロ〜!)」
ゴングオー「ナンテ奴ラダー!」
カディリー「コ、コンナ、凶暴ナワニ、倒セルワケガ……。ーー!?」
コプター「凶暴なワニとは、随分と褒めてくれるじゃないかァー。むしろ洗脳しか取り柄のない奴らなんて」

倒れているクリッターたちを見ながら
コプター「今伸びているコイツらと変わんないしー」

ティキ族たち「ガタガタ」
コプター「それに後輩の分際でクレムリン軍団を洗脳し、コプターたちに手を出した落とし前……」

ティキ族たち「!?」

とプロペラをティキ族の目の前に大きく叩きつけるコプター。

コプター「今此処で付けて貰おうか?」

これにはティキ族たちも

ティキ族たち「ス、スミマセンデシターー!」

逃げ出すしかなった。

【クランプとクラッシャ登場】

コプター「ケッ」(逃げる雑魚共には興味ない)
クリッター「あれ? オレさまたちは、一体何を……」

コプターが攻撃した影響か洗脳が解けるクリッターたち。

ティキ族たち「イテッ!」
と何かにぶつかるティキ族たち。それはとても大きな

クランプ「もう、駄目じゃないかコプター君。後輩たちを脅かしちゃ」
カディリー(ッテ、今度ハ誰ダヨ。シカモ、何カ、バケツ被ッテイルシ)

ティキ族たち「へ……」
クランプ「こんなに小さくて可愛いのに〜」

とティキ族たちを抱きしめるクランプ。

ザイロボーン「ンギャーー!」
ゴングオー「厚苦シーー!」
ボンジョ「ヤメテ〜!」

クランプ「あはは、これはマラカスかな〜」シャカシャカ
マラカストリオ「ワーー!」

カディリー「クソーー!穏ヤカナ性格二反シテ、アイツモ何テ凶暴ナ……」

ガシッ

カディリー「ハ?」

クラッシャ「何だこの鳥みたいな奴は? 今日の晩飯かー?」
カディリー「鶏肉ジャナイヨーー!」

残りのティキ族たちが散々な目にあっている光景を離れたところで見ながら、

ディオン「ワニ、怖イ、モウ、操リタクナイ……」ガクッ

こうして痛い目に遭ったティキ族たちは、クレムリン軍団を洗脳しないことを誓うのだった。






あとがき

実はここだけの話、最後のあるおまけ話は投稿日当日に書いた内容でもあります。
本来ならもう少し先でも良かったけど、プレイヤー側としては今後ドンキーコングで活躍するであろう印象深い彼らだし、しかもその時はエリアオープン前&リターンズ14周年だったことから急遽執筆することにしました。


クレムリン軍団とティキ族。
私個人がクレムリン軍団を推していることにより、今後二次小説を書くに当たって彼らが目立つ機会が増えるけど、やっぱり活躍度と強さなどではクレムリン軍団が圧倒的に高いのは事実。
そもそもクルールやクレムリン軍団がいたお陰でシリーズの人気が続いていたわけだし、生まれも一番古い宿敵キャラの大先輩たちなのでこれに関しては崩さないようにするつもり。

しかし他敵勢力にもリスペクトは必要だと思うので、表では敵対することもあるけど、裏では仲良しで先輩後輩の上下関係があるという設定で色々書いていこうかなと。
ちなみに裏では敵問わずみんな仲良し設定なのはドンキー64の真エンディングにて。先輩後輩に関しては自分が好きなシチュということで勝手にやってます。創作の個性ってやつ。


そしてメタ演出や一部キャラの毒舌も、レア社が売却された今見られなくなった要素でもある。
自分含めレア社好きな方にも嬉しい要素だと思うので、こちらも素人ながらやらせていただきます。

以上。ではまた

この作品を制作した者

主に本サイト「みずぶろぐ」にて、絵描き初心者向けにイラストで役立つ情報やイラストの悩み解決の記事公開している、未熟で遅筆な絵描きブロガー。

こちらではオリジナル絵やファンアートの紹介をメインに投稿します。
また「pixivFANBOX」支援者限定で最新絵の進捗メイキング動画を先行で上げているので宜しければ。

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